詩作

「さよならは」

 

さよならは今必要ではなくて

またねを言う事を考えてみよう

僕らはさよならばかりを

言いすぎている

 

僕らは出会ってもない命に

絶望している

それは失う事を恐れているからだ

 

僕らは

もっと希望に眼を向けるべきだ

優しく

強い心は僕らにはあるはずだから

 

諦念からは何も生まれず

疑念からは絶望しか生まれず

されど肯定だけでは痛みしか生まれず

僕らは僕らの選択を信じる事が第一だ

 

希望は

内側から生まれるもの

僕らはめげず

僕らは悲しまず

今を生きよう