歌詞試し書き1

「死にたがり」

 

夜の帳が降りる頃

死にたいっていう君は

なんなんだい?

退屈するぎる夜はおしまいでいいさ。

 

死にたがりは

生きたがり

生きたがりは

死にたがり

 

僕らは緩やかな死に

向かっているのだから

急く必要もないんだよ。

 

吐き出す事で

楽になるなら

吐き出したらいいさ。

生きたがりは

死にたがり。

 

誰かの言葉に

影響されるもんでもないし

一時の衝動性に

身を任せるもんでもない。

 

任せてしまったなら

それはそれでいいけれど

死にたいばかりは語るのは

やめておこう

 

面倒な夜にばかり

かまけては

大切なもんを

見失う

生きたがりは

死にたがり

 

死にたがりは

生きたがり

どうしたって

そうなもんさ

 

死にたい奴は

勝手に死んでるからね

生きたい奴は

勝手に生きてるからね

 

君はどちらに

なりたいかなんて

決めないでいいよ

必然的に僕ら

生きたがりで

死にたがりなんだから

 

僕らは必然的に

緩やかな死を求めてる

僕らは必然的に

継続的な生を求めてる

 

美しいものばかりは

退屈だから

ちょっとでも

死について楽観的に

考えたらいいのさ。

 

弱りすぎたなら

飯を食おう

弱りすぎたなら

誰かに頼ろう

 

僕らは無様で苦しい

死にたがり

僕らは無様で苦しい

生きたがり

 

愛して

さよなら

愛して

またね

 

僕らは

僕らで

いつものように

生きたらいいのさ

 

死にたがりで

生きたがりの

僕らは