ヨコタイイチロウくんについて

本人に許可を頂いたので改めて彼の事をブログに記そうと思う。

彼とは僕がはじめて朗読という分野で活動しはじめてからの付き合いで、彼自身の活動を長い間見ていたというのもあるし、何より彼の音楽自体が好きで僕の企画にも出てもらっていた。

 

僕個人の主観で言うならば彼の世界はダークかつシャープ、心に響く音の奔流を宿しているという風にいってもいい。

 

社会性に富んだ歌詞、自らの等身大の言葉の羅列を組むような整理された文章、彼の生き方そのものが現れているかのような雰囲気、彼の世界には共感するものが溢れている。

 

彼自身の多くは長く付き合っていてもわからない所もあるし、簡単にわかるなんて言えないと思う。

 

基本的に彼とは争ったことはないし、寧ろ僕の言葉に耳を傾けてくれるのがありがたい限りだ。

 

彼との会話は対話の中でお互いの理解をパズルのようにあてはめるようなそんな形がして好きだ。

 

彼には彼の物語があるし僕は僕の物語がある。

僕らの物語が交差したらその時はまた僕らの物語を開くかもしれないが、しばらくは僕は彼の物語を応援する読者でありたい。

 

彼の満たされる音楽は聴く度に世界が変わっていくまるで生き物みたいに。

 

彼と出会った日々は僕自身にもよい影響を与えてくれて、恐らく僕は彼自身に憧れているんだろう。

 

人に対する優しさと繊細な共感性がきちんとあってその言葉や音楽が毎回聴く度に変化している。

 

彼は恐らく光にも闇にもどちらにも立てる人だ。

 

それは純粋な優しいだけではなくて優しくしてはならない事をきちんと見極めた上で優しくなれる強さを持つ人だという事。

 

彼の刃は誰かの痛みを切裂いて誰かの生きる力を開拓すると僕は勝手に感じてる。

 

彼は僕が出会った中でも憧れるsingerの一人です。

 

また彼との物語が交差する日を僕は待っている。